写真を撮ろう  交換レンズ

何を用意するか    交換レンズ

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 コンパクト・デジカメには、交換レンズは関係ありません。
ですから、仕事用のカメラである一眼レフのデジカメを使わない人は、このページを飛ばしてもOKです。

 一眼レフのデジカメには、多くの機種に標準レンズが付いています。
しかし、一眼レフのデジカメの利点は、さまざまなレンズが使えることです。
そのため、カメラ本体とレンズは別に揃えたいものです。

 カメラがあっても、レンズがないと写真は撮れません。

そこで、最初からカメラにレンズがセットされてはいますが、交換レンズが欲しくなるでしょう。

    
標準レンズ ニコンAiAFニッコール50mmF1.8D

 そこで、レンズの話です。
昔の話ですが、標準レンズというのは、一眼レフのカメラに「標準」で付いてました。
しかし、最初からカメラに付いているレンズを、標準レンズと呼ぶのではありません。

 35ミリフル・サイズのカメラの場合、標準レンズとは、焦点距離が 50ミリくらいのレンズを言います。
(APS−Cサイズのデジカメだと、焦点距離が 35ミリくらい)
焦点距離が 50ミリくらいのレンズが、人間の眼にもっとも近く、自然に撮れると言うことらしいのです。
このサイズのレンズが作りやすかったことも手伝って、一眼レフのカメラには最初から付いていました。

 標準レンズではどう見えるかというと、下の右の図に示すように、カメラを中心にして、約40度の範囲です。
それより外の範囲は写真に写りません。そこで、もっと幅広く撮影したいということで、交換レンズの登場になります。

 まず広角レンズですが、標準レンズよりも広い視野(=画角)をもったレンズのことで、俗にワイド・レンズとか言っています。
だいたい 15〜35ミリくらいの焦点距離を持ったレンズでしょうか。
24ミリの広角レンズで、下左の図の青い線で示した範囲が写るようになります。

 遠くを撮るときには、望遠レンズを使います。
望遠レンズとは、標準レンズよりも狭い視野(=画角)を持ったレンズのことで、80〜1200ミリくらいの焦点距離をもっています。
200ミリの望遠レンズで、下左の図の赤い線で示した部分が写ります。

 焦点距離が 50ミリのレンズを標準レンズといいますが、広角と望遠はより広いかより狭いだけで、正確な定義はありません。 

 ズーム・レンズが普及する以前は、24ミリ、35ミリ、85ミリ、135ミリ、200ミリと、5本くらいの交換レンズを揃えたものです。
とくに写真を始めたばかりの頃は、大きな望遠レンズに憧れました。
しかし、長く写真を撮ってくると、標準レンズがもっとも素直な感じがしてきます。
そのため、標準レンズを使う機会が多くなりました。

 広角レンズは別で、開放的な空間を表現したり、遠近感を強調したりするには、広角レンズが上手い具合に使えます。
また、建築の仕事をしている関係もあって、室内での撮影はほとんど広角レンズということになります。
多く使うのは 24ミリまでで、それ以上は像が歪んでしまいます。 
 太陽光線を焦点距離に集めると、紙が燃える実験をしたことがあるでしょう。カメラでは何枚かのレンズが合成されている。
 焦点距離の短い広角レンズは像が歪みやすくなり、焦点距離の長い望遠レンズは手ブレがおきやすい。
 ズーム・レンズが普及するまでは、焦点距離が1つしかない単焦点レンズを何本ももって、撮影に出かけたものです。
しかし、いまではズーム・レンズが全盛で、単焦点レンズは特殊な場合にしか使われなくなりました。

 ズーム・レンズにも、広角、標準、望遠という区別があります。35ミリのフル・サイズ換算で、
広角ズームは、17〜40ミリくらいを押さえるものでしょうか。
標準ズームは、28〜70ミリくらいをおさえます。
望遠ズームはちょっと複雑で、小望遠(=中望遠)と大望遠に分かれます。
広角側の小望遠は 70〜100ミリくらい、大望遠が 200〜300ミリを指すことが多いようですが、70〜200ミリや100〜400ミリも望遠レンズと分類されています。

タムロン広角ズームレンズ
     AF10-24mm F/3.5-4.5

 ここまでは、35ミリのフル・サイズ換算の話でした。
一眼レフのデジカメでも、APS−Cサイズが多いので、最近ではAPS−Cサイズ専用のズーム・レンズが市販されています。
 
 APS−Cサイズは感光部分が小さいので製作が簡単らしく、35ミリのフル・サイズ用のレンズに比べて、ずっと安価です。
以前なら考えられないような値段で市販されています。
とくに、タムロン、トキナーとかシグマといった、レンズ専業といわれるメーカーは、優秀で安価なズーム・レンズを市販しています。

ちょっとしたヒントになるかも
 カメラ・メーカーは各自の基準で、カメラとレンズをつなぐ部分(=マウント)をつくっています。
そのため、交換レンズはメーカー間での流用ができません。
カメラと同じメーカーのレンズを買えば問題はないのですが、レンズ専業のメーカーのレンズを買うときは、使っているカメラのマウントを指定します。
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