写真を撮ろう  ホワイト・バランスって?

撮影のとき    ホワイト・バランスって?

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 ホワイト・バランスという言葉を聞いたことがありますか。
デジカメをさわっていると、どこかで聞いたことがあるでしょう。

 絞りよし、シャッター・スピードよし。にもかかわらず、
撮影した写真が、実際に目で見たときより、赤っぽかったり、青っぽかったりしたことはありませんか?
ホワイト・バランスが取れていないと、肉眼で見えていた色が、カメラで撮影すると不自然な色に写ります。
白色を正確に白く映し出すように補正する機能を、ホワイト・バランスといいます。でも、

  
知らなくてもまったくOKです。

今では、ピカサなどが普及して、デジカメ撮影後の後処理が簡単にできるようになったので、それほどホワイト・バランスを意識しなくても大丈夫になりました。

    
カメラ任せのオート・モード 晴天モード
白熱灯モード 蛍光灯モード
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 でも、ちょっとは知っていたほうが良いので、今回はホワイト・バランスの話です。

 デジタル・カメラはホワイト・バランスがオートでデフォルト設定になっています。
そのため、オートで撮ると本来の色が失われてしまいます。
といっても、
本来の色を出すのは、きわめて難しいのですが……。

 左の4枚の写真は、室内の窓から入る自然光だけで、白い模造紙のうえに、紅いリンゴを置いたシーンです。
ホワイト・バランスだけを変えて、まったく同じ状況で撮影しています。

 被写体は自分で光を発するのではなく、太陽光や蛍光灯などに照らされた光が反射しているだけです。
照らしている光は、すべて同じ色ではないので、撮影した写真に影響を与えます。

 人間の目は、光源の色が変わっても、同じ色に見えるように、自然のうちに補正しています。
しかし、デジカメの感光部には、こうした補正機能がありません。
そこで、デジカメに補正機能を内蔵して、白い被写体は白く写るように、自動的に補正しています。
この補正機能こそ、オート・ホワイ ト・バランスです。

 屋外で人物や風景を撮影するときなど、厳密な色にこだわらない場合は、カメラ任せのオート・ホワイト・バランスでも問題にはなりません。
最近のカメラのホワイト・バランスは良くできています。

 それでもダメなときがあるだろう、とメーカーが考えて、とあるシステムをカメラの中に用意しています。
内蔵のホワイト・バランスが正確に機能せず、色がおかしいときは、それぞれのモードで撮ってくれ、とカメラ・メーカーが言っているのが、○○モードです。
ですから、白熱灯の下で撮るときは、白熱灯モードを使えば、また、蛍光灯の下で撮るときには、蛍光灯モードを使えば、自然な色になると言うわけです。

 リンゴの色はともかくとして、白い背景の色がグレー、ブルー、パープルとずいぶん違います。
デジカメのオート撮影では、基本的に黒い物も白い物も、何でもグレーに再現してしまいます。

 被写体が光を反射する割合は、白い物で約90%、黒い物で約4%で、あらゆる物質の平均反射率は18%です。
この18%を標準反射率といいます。

 反射率が90%の白いものでホワイトバランスを合わせるよりも、肌色に近い反射率18%のグレーカードでホワイトバランスを取るほうが、自然な色が再現されやすいから、標準反射板をつかうのだそうです。
しかし、どうもホワイト・バランスというのは、よくわかりません。

 じっくりと構えて撮る写真ならともかく、スナップ程度の撮影ではカメラ任せのホワイト・バランスで充分でしょう。
もし色の具合が気になるなら、カラー・チャートとかカラーチェッカーと呼ばれる板を、撮影時に用意してみましょう。
これを被写体の近くにおいて、カラー・チャートを一緒に写真に写し込みます。
すると、撮影後に色の確認ができるというわけです。
 カラーチェッカーは24の色見本が並んだ板です。これは市販されています。

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A−6、G−2まで補正した Photoshopで補正した
露出補正+2 露出補正+1

ちょっとしたヒントになるかも
 ホワイト・バランスが少しくらい狂っていても、画像加工ソフトを使用すれば修正できます。
しかし、使っているモニターが安物だと、正確な色温度補正機能がありません。
モニター上で再現した色と、実際のプリント色が大きく異なって来るという問題が発生します。
また、プリンターの調整が悪いと、打ちだした写真の色がおかしいことになります。
色事は難しいものです。
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