写真を撮ろう  同じ写真を2枚撮ろう

撮影のとき    同じ写真を枚撮ろう

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 デジカメになって、何が良くなったかといって、何度シャッターを押しても同じ値段だということです。
フィルム時代は、シャッターを押すたびにフィルムが消費されていきました。
フィルムの消費を気にして、貧乏なボクは気軽にシャッターを切れませんでした。
デジカメは良いですよ。
メモリー・カードが一杯になるまで、いくらでもシャッターが押せるのですから。そこで、

  
同じシーンで必ず2度シャッターを切る習慣を付けましょう。

一枚では失敗しても、次の一枚が救ってくれるかも知れません。

    
 女性が将棋をしている珍しい写真だが、ピンぼけ。
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 ベトナムで撮った左の写真は、きわめて珍しい写真です。
ベトナムでは中国将棋が流行っており、町中で将棋をする人々をよく見かけます。
しかし、将棋をするのは男性ばかりで、女性の姿を見ることはありません。
そんなとき、狭い路地裏の喫茶店で、女性の姿を見つけたのです。

 相手に声をかけて、写真の承諾を取るや否や、ボクは急いでシャッターを切りました。
しかし、ご覧のとおりのピンぼけでした。
珍しいシーンに巡り会うと、興奮のあまりこうなるものです。

 フィルム・カメラの時代から、ボクはアジアの地に、将棋や碁のシーンを15年以上にわたって追っかけています。
この15年間で、女性が将棋をしているシーンに出会ったのは、たった3回だけです。
1度目はマレーシアで、2度目は中国で。今度が3度目なのです。
しかも、今回は男性と対等にやっています。
これが興奮しないでいられましょうか。

 こうした心理状態で撮影すると、失敗しやすいものです。
しかし、同じシーンで何度もシャッターを切る習慣を付けておくと、失敗を防ぐことができます。
今回も何カットもシャッターを切っていますから、下の写真で救われたのです。
 ぜひ同じシーンで、何枚もシャッターを切る習慣つけましょう。
必ず失敗から救ってくれます。
それにはメモリー・カードとバッテリーの予備を、いつもカメラと一緒に持ち歩くことです。

 フィルム・カメラの時代には、36枚撮りのフィルムでも33枚くらい撮影したら、新しいフィルムに交換していました。
それは同じシーンを何カットも撮るために、つねに撮れるフィルム枚数を確保するためです。
そのくらいに枚数を撮ることは大事なのです。
プロはフィルムを大量に消費した。

 ボクでもワンカットの写真を撮るために、36枚撮りのフィルムを30本くらい使うこともありました。
気に入った写真は、本当に少ないもの。
じっくりと一枚の写真を撮ることも大切ですが、それは三脚を立てて撮るときです。

 とにかくシャッターを押して下さい。
しかも、一歩、前に出て。
左手の人差し指の先だけに力を入れ、脇をしめて息を止めてシャッターを切るです。
 写真は被写体との会話です。見知らぬ人を撮る写真も、ちょっと相手に声をかければ、喜んで撮らせてくれるもの。カメラが取りもつ縁で、話が弾むこともあります。
 将棋を指す女性の服装も、行商のオバサン達とは違って、知的な階層であることを物語ります。
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 店舗の模型です。同じ模型でも、撮影する角度でイメージは、ずいぶんと違って見えるもの。

 写真に撮ることによって、模型では判らなかった感じが掴めることもある。
 とにかく様々な角度から、シャッターを切ることです。

 ライティングのテストもできるから、こうした被写体には、三脚を立てることをお薦めする。

ちょっとしたヒントになるかも
 今では一度に3枚くらいの写真を撮ってくれるカメラもあります。
一度シャッターを押せば、露出を少しずつ変えて、自動的に3枚撮ってくれるのです。
しかし、こうしたメカニズムを使うことはあまりありません。
適正露出を求めてのメカニズムなのでしょうが、いつも使うカメラをこんな設定にはしてありません。
カメラは急にシャッターを押したくなるもの。急いでいるときに、面倒な設定を弄っている暇はありません。
今では撮影後にパソコンで後処理できますから、同じシーンを何カットも撮って下さい。
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